クヌギーです。
今週は川上家にて作業でした。先週より1人多い3人で、スターネットへ送る本の準備です。
本を仕分ける人、磨く人、パラフィンがけの人で、効率よく流れ作業で進めたところ、少ない人数でもなかなかの数を仕上げることができました。がんばった!
仕上がった本の山とか、お昼に食べたお弁当とか、すっかり写真を撮り忘れたので、本にビニール掛けをすることについて書きます。
たいていの本はパラフィン紙で包むのですが、一部の写真や絵画の本については、表紙がよく見えるようにビニールで包みます。素材が変わるだけなのですが、難易度がぐっと上がります。
今日は、いくつかの本をビニールがけにしました。ひとり1つずつチャレンジです。
ビニールは折り癖がつきにくく、かならずどこかをしっかり押さえていないといけません。1冊包むにも時間がかかります。悪戦苦闘の末、なんとか仕上げても、「できた!」というすっきりとした達成感がなくて、手順や仕上がりにもやっとした不満が残ってしまいます。
思い出すのは、先日見た、某古本屋さんのさりげない手つき。店番しながら「ほほいのほい」、って感じで、あっちこっちと本と手を大きく動かす様子もありませんでした。パラフィン紙で包んでいるのと変わりないみたいです。それを本棚の陰からそぉっと見つめる私。かなりあやしい。
それを思い出しつつやってみたつもりでも、どうもコツをつかんだ気はしません。
でも、わかったことがありました。カバーつきは難しくないことと、どうやら小さな本のほうが楽らしいことです。今まで、大判カバーなしの本ばかりにかけてきました。いきなり難しいものからチャレンジしてしまったみたいです。
取っ掛かりが見えてきた!
まずはやりやすい本から手を慣らしていこう。これからビニールがけの腕を上げるぞ。