めっきり寒くなりましたね。きじまです。
本日は古本の聖地・神保町で恒例の「神田古本まつり」が最終日を迎え街がたいへん賑わうなか、古本街散策&ミーティングと相成りました。
人ごみを掻き分けて忙しく立ち振る舞う古本屋のひと
すずらん通りも人がぎっしり。食べ物屋台も出ていて、チヂミを焼く香りがヤバい
僕はちょっと遅れて合流したのですが、神保町駅を出てすぐ、横断歩道で追いついたときには川上さんの両手には戦利品の詰まった袋が。くぬぎさん、土屋くんもそれぞれ小脇にひと抱え。
完全に乗り遅れたうえに貧乏なきじまは、それでも2冊買いました。
左150円、右500円。本を読む愉しみ、プライスレス
川上さんがあまりの安さに思わず2冊買ってしまったため、1冊貸してもらった『グラフィックデザイン』
ファッションでも昔のものが新しく受け止められたりしますが、グラフィックや本のデザインにももちろん同じことが起こります。とりわけ本の場合、カタチは基本的に昔も今も同じなので、古いもののかっこよさをダイレクトに受け止めやすいように思います。
しかも本、というか印刷物においては、現在ではほとんど使われなくなってしまった印刷法や製本技術などが多くあり、それらが生み出す色味や手触りや機能性は、今新しく作られている本には表現できないものだったりします。ってこのページを読んでくれている方にはとっくにご承知のことかも知れませんが・・
とにかくそんなかっこいい本との出会いは、いつも僕を興奮させてくれます。
と、急に熱くなったのも、「本の見た目」に注目した新企画案を話し合ったりしているからで、ブックピックは今、いくつかの場所での新しいイベントに向けて、アイディアをぐつぐつと煮込んでいる状態です。
今日は完成度の高いアイディアが持ち込まれたせいもあり、ドーナツショップ「andonand」で大いに盛り上がりました。
紙ナプキンにひらめきを走り書き
ゴージャスなドーナツのように、みなさんをうっとりさせられるよう、がんばります。
夕暮れ時でも多くの人が