books 海外の美術

「ブックピックオーケストラ オンライン古書店」の本棚「海外の美術」です。新しい本が上に並んでいきます。

本を買いたい

本を売りたい

本の状態について

(c) 2003-2006 book pick orchestra , all rights reserved. link free!

Powered by
Movable Type 3.33-ja
nK00060.jpg
nK00060
ユリイカ 1972年6月号 特集 パウル・クレー
瀧口修造、吉田秀和、種村季弘、東野芳明 など
青土社 / 1972年 / 初版
状態/ B
¥ 1200
このころのユリイカは、わくわくしてしまうような雰囲気をもってます。それは中身もさることながら、青土社新刊案内なんかが違う質感の紙に付されていて、澁澤龍彦、種村季弘、植草甚一をはじめ、アンリ・ミショーの『幻想旅行記』やランボーの臨時増刊などがあったりするところで、行間や挿絵のはさみっぷりのひとつひとつから何かが醸し出されているようです。 本書では、クレー特集に瀧口修造が詩を、吉田秀和、種村季弘がエッセイを寄せ、粟津則雄、高階秀爾、東野芳明らがその詩と造形に関して共同討議をしていたり豪華です。特集以外にも、吉増剛増の「わが悪魔払い」や吉田健一の新連載が始まっていたりと気になる寄稿が多々あります。  天地小シミあり 背ヤケ 表紙:池田満寿夫 絶版 (川上)
nK00052.jpg
nK00052
三人の女
ガートルード・スタイン(著)富岡多恵子(訳)
中公文庫 / 1978年 / 初版
状態/ B
¥ sold
ガートルード・スタインは生まれはアメリカですが、後にパリに移ったあと、当時の若い詩人や作家や画家と親しくしていたことがよく知られています。若き頃のピカソやマティスなどの絵を買い、彼女は当時有望だった芸術家たちのパトロン的存在であって、その家はいわゆるサロンの様相を呈していました。本書「三人の女」は、そんなスタインがセザンヌの絵とフローベールの「三つの物語」に刺激されて出来た小説なのです。
この本の注目すべきもう一点としては、富岡多恵子が翻訳をしているところ。富岡さんはスタインの邦訳がまだない頃にスタインを知り、イエール大学図書館の蔵書でスタインへの興味を深めていったとあとがきにありました。芸術的センスに秀でた作家らしい独特の文章を味わいながら読みたい本です。カバーは、富岡さんの旦那さんである菅木志雄氏が担当。 絶版 (川上)
nK00004.jpg
nK00004
ユリイカ 詩と批評 特集 ピカソ
粟津潔、滝口修三、富岡多恵子他
角川文庫 / 1975年 / 6刷
状態 / B
¥ sold
「ピカソの詩」滝口修造訳、
「ピカソの近作について」ミシェル・レリス、
「ピカソ断想」東野芳明、
「腐った太陽」ジョルジュ・バタイユ、
「ピカソとスタイン」富岡多恵子、
「共同討議 ピカソと二十世紀芸術」高階秀爾・粟津潔・川端香男里
など特集関連の記事に加え、
「珈琲屋よ、海の、割れ目よ」吉増剛造、
「自動人形庭園」種村季弘、
「動物誌への愛」澁澤龍彦
などの連載記事、
「ギンズバーグは語る」諏訪優、
「対話*民族音楽この大いなる即興の精神」岩田宏・小泉文夫の記事
なども見逃せない。 背ヤケ 絶版 (川上)