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「ブックピックオーケストラ オンライン古書店」の本棚「アメリカ文学」です。新しい本が上に並んでいきます。

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たくさんのお月さま
ジェームス・サーバー(作)今江祥智(訳)宇野亜喜良(絵)
文藝春秋 / 1976年 / 初版
状態/ B
¥ sold
訳を今江祥智、絵を宇野亜喜良が担当というお得意のコンビネーション。映画『虹をつかむ男』の原作者でもあるサーバーの作もさることながら、宇野亜喜良の異国風の雰囲気がよく生きたカラフルな絵本に仕上がっています。まさしく、GIFT BOOKとして誰かにプレゼントしたくなる一冊です。 GIFT BOOK LIBRARY 新書のひとまわり大きいサイズ このバージョンは絶版 (川上)
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暗い春
ヘンリー・ミラー(著)吉田健一(訳)
人文書院 / 1953年 / 初版
状態/ C
¥ 1500
『北回帰線』と『南回帰線』の間に出版された、ヘンリー・ミラーの短編集『暗い春』。ミラーの特徴の指摘に迷いながらも、「ロレンスは性に就て率直に考えることの必要を、その生涯を賭して主張したのであり、これに対してミラアは、それを殊更に主張することが大事だとも思わない、ロレンスよりももって解放された人間なのである」と評す、吉田健一が翻訳していることもまことに興味深いです。 最後のページ小シミあり (川上)
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橋の上の天使
ジョン・チーヴァー(著)川本三郎(訳)
河出書房新社/ 1992年 / 初版
状態/ B
¥ 2000
サリンジャー、アーウィン・ショー、アップダイクなどと並び「ニューヨーカー」派の作家と評されるチーヴァーの傑作短編集。チーヴァーの好んだサバーヴィアの憂鬱や孤独が淡々としかし美しく描かれます。 絶版 帯 (川上)
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モーテル・クロニクルズ
サム・シェパード(著)畑中佳樹(訳)
筑摩書房/ 1986年 / 初版
状態/ A
¥ sold
タイトルが格好いいなあ。劇作家で俳優でもあるサム・シェパード。「パリ、テキサス」をはじめ、ヴィム・ベンダース作品の脚本も共同執筆したりしてますと言われれば、おのずとめくるめくページからさまようためにあるようなアメリカの荒涼とした風景が浮かんできます。ちなみに、サム・シェパードはピュリッツァー賞までとってます。 絶版 帯 (川上)
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ナット・ターナーの告白
ウィリアム・スタイロン(著)大橋吉之輔(訳)
河出書房新社 / 1970年 / 初版
状態/ B
¥ sold
装幀を田中一光が担当する「今日の海外小説」の小説。カバーイラストは辰巳四郎氏ですが、本棚に並べておくにはちょっと怖すぎるくらいの眼力が感じられます。しかし、アメリカ黒人史の一部を代弁するようなナット・ターナーの顔としてはふさわしいのかもしれません。「アメリカ黒人奴隷史上唯一の効果的かつ継続的な反乱」に関する重要文書「ナット・ターナーの告白」から構築された本書は、1968年度ピュリッツァー賞を受賞し、全米ベストセラーの首位を18ヵ月間独占した大作。 見返しに小蔵書印あり 絶版 (川上)
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ぼく自身のための広告 上下 2冊
ノーマン・メイラー(著)山西英一(訳)
新潮社 / 1962年 / 初版
状態/ B
¥ sold
ノーマン・メイラーが60年代以前にエスクヮイア、ヴィレッジ・ポスト、ニューヨーク・ポストなどなどに書いていたものをまとめたエッセイ集。しかし、ただのエッセイ集ではなく、全てのエッセイに、「著者の現在の趣味、好み、弁解、自負、そしてときには告白でもって」、広告がそえられている。著者自ら語るように「読者たちをよろこばせてあげたいという殊勝な考え」が感じられるなかなか粋な作り。ノーマン・メイラーの軽快な一面が覗ける一冊。 カバーイタミあり 装幀:上口睦人 絶版 (川上)
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ダニエル書
E・L・ドクトロウ(著)渋谷雄三郎(訳)
サンリオ文庫 / 1985年 / 初版
状態/ B
¥ 1500
かつて、ノーマン・メイラー、イアン・フレミングの担当編集者だったドクトロウによる問題作。本書では、朝鮮戦争勃発後まもない1950年代はじめに起こった、スパイ疑惑をめぐるローゼンバーグ事件をモデルとして、1930年代後半から1960年代末までのアメリカの歴史を描きます。実験的手法を駆使することによって、すでに忘れ去られた激動の時代を再び色濃く浮かび上げています。 背上小ヤブレ 絶版 (川上)
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ラビとの対話
ハリイ・ケメルマン(著)皆藤幸蔵(訳)
早川書房 /1982年 / 初版
状態/ A
¥ 1800
「金曜日ラビは寝坊した」、「土曜日ラビは空腹だった」などで知られるハリイ・ケメルマン。上にあげたタイトルを含むラビ・シリーズは、ユダヤ教律法学士(ラビ)を勤めるアマチュア探偵、ラビ・デイヴィッド・スモールを主人公とする探偵小説ですが、本書はその番外篇ともいうべき一冊。小説の形をとりながら、その内容は、ラビが門外漢の若者の疑問に答えつつユダヤ教の本質を明かしていく、「ユダヤ人入門の書」。ちなみに著者は、ボストン大学で英文学をハーヴァード大学で言語学の学位を取得しています。 装幀:真鍋博 絶版 (川上)
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三人の女
ガートルード・スタイン(著)富岡多恵子(訳)
中公文庫 / 1978年 / 初版
状態/ B
¥ sold
ガートルード・スタインは生まれはアメリカですが、後にパリに移ったあと、当時の若い詩人や作家や画家と親しくしていたことがよく知られています。若き頃のピカソやマティスなどの絵を買い、彼女は当時有望だった芸術家たちのパトロン的存在であって、その家はいわゆるサロンの様相を呈していました。本書「三人の女」は、そんなスタインがセザンヌの絵とフローベールの「三つの物語」に刺激されて出来た小説なのです。
この本の注目すべきもう一点としては、富岡多恵子が翻訳をしているところ。富岡さんはスタインの邦訳がまだない頃にスタインを知り、イエール大学図書館の蔵書でスタインへの興味を深めていったとあとがきにありました。芸術的センスに秀でた作家らしい独特の文章を味わいながら読みたい本です。カバーは、富岡さんの旦那さんである菅木志雄氏が担当。 絶版 (川上)
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アメリカ人
ハワード・ファースト(著)山田敦(訳)
青銅社 / 1952年 / 初版
状態/ B
¥ 1200
スタンリー・キューブリックの映画『スパルタカス』の原作である『蜃気楼』でも有名なニューヨーク出身の作家。本作は、戦後にアメリカで行われた進歩的な人々への弾圧へ抗議する政治小説です。
1886年5月1日、資本主義的な発展による労働者の増加のなかで、全国の労働者が連帯、団結して8時間労働制を要求する集会が起きた。デモは平和に過ぎたもののその後、労働者が警官と衝突し、集会の数日後に何者かが爆弾を投げ、警官が死傷するという事態になってしまった。これに対する裁判のなりゆきはひどいものだった。一つの証拠もないままに、偏見のみでデモの指導者を犯人としてでっちあげ、死刑にしたのである。
これが世にヘイ・マーケット事件として記憶されている出来事ですが、その後の顛末はあまり知られていません。しかし、その7年後、政治生命を賭してヘイ・マーケット事件での裁判がまったく公正ではなかったと認め、服役中のアナーキストを釈放したの人物がいました。その人物こそがイリノイ州知事であったジョン・ピーター・アルトゲルドその人で、本書『アメリカ人』の主人公なのです!本書は、アルトゲルドの生涯を小説にすることで、戦後のアメリカを暴露した政治小説。 装幀:永見譲治 天・地・小口ヤケ 絶版 (川上)
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トマシーナ
ポール・ギャリコ(著)矢川澄子(訳)
角川文庫 /1980年 / 初版
状態/ A
¥ sold
ポール・ギャリコ、『トマシーナ』の角川文庫版。この頃の角川文庫は背表紙にある著者名フォントが印象的で、古本屋さんの棚でもつい目がいきます。本書のカバーは金子國義さんで独特の雰囲気をもっています。ギャリコはいろいろと作風が幅広くて、たまに似た名前の人で違う人だっけ、と思ってしまうほどですが、猫関連の本は数多く、ある時は二十数匹の猫と暮らしていたという逸話もあります。本書は「『さすらいのジェニー』の姉妹篇ともいうべき作者快心の猫物のひとつ」。猫のトマシーナの目をとおして、「近代合理主義的科学の専横ぶりに疑問を投げかけてゆ」きます。(あとがきより) カバー:金子國義 絶版 (川上)
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偉大なる行進
ジュリアン・メイフィールド(著)浜本武雄(訳)
早川書房 / 1965年 / 初版
状態 / A
¥ 1200
当時、演技者、演出家、劇作家として活躍していたニューヨーク在住の新進黒人作家メイフィールドによる悲惨な「アメリカの喜劇」。「発表された1961年に、すでにケネディの非業な死を予見していたかのような問題作(カバーより)」 カバー:田辺善夫 天、地、小口小シミ 絶版 (川上)