「図書館を愉しむ選書」川口メディアセブンにて開催しました。
3/24(土)埼玉県川口駅前にある「メディアセブン」で、book pick orchestraとしては
2回目となるワークショップ「図書館を愉しむ選書」を開催しました!
今回のワークショップ、まずはじめのポイントは「装幀の色」。
参加者にはまず好きな色を選んでもらい、青、緑、黄の3色のチームに分かれます。
チームごとにわかれたら、なぜその色を選んだのか考えながら、
その色の装幀の本を1冊選書します。
選書した本をしばらく読み、本の概要と本が持っているキーワードを探します。
キーワードは本が持っているものであれば何でもオーケーです。
今回も「映画」、「犯罪」などから「うた」、「ショートカット」など
さまざまなキーワードが出ました。
そうしたら次に、選書した本のキーワードを元に、
そのキーワードに関連した次の本を探します。
この本も自分のチームの色をした装幀の本から探します。
これを繰り返し、同じ色の装幀の3~5冊のキーワードでつなげられた本の流れを作ります。
ここまでが午前の部。
ここでしばらくお昼休憩。広い会議室でお弁当を食べ腹ごしらえ。
さて、午後の部。
午前の部でそれぞれにつなげた本の流れを、今度はチームごとに1列の流れにつなげます。
ただし、つなげる際には、1冊の本を追加してつなげます。
誰の本当誰の本をどのようにつなげるか。。。そしてどんな1冊でつなげるか。。。
1チーム4~5人なので組み合わせは何通りもあり、議論は盛り上がります。
ついに出来上がった、色ごとの本の流れ。
チームごとに選書した方に説明してもらいました。
色が揃った本が1列に並ぶ様は圧巻。本をつなぐキーワードも多種多様です。「その本からこの本!?」という驚きもありました。
図書館の入り口にディスプレイをしていると、ディスプレイしているそばから本を手に取る人もちらほら。一色に揃った棚はなかなかのインパクトでした。
選書する側にも見る・読む側にも面白いワークショップだったのではないでしょうか。
ディスプレイはこのような感じになりました。
「装幀の色」、「導き出されたキーワード」というフィルターをかけることで、
本が浮かび上がってくる本があります。
それらの本はいつもどおりに自分ひとりの興味・関心で探しても、
目に入らなかった本たちだったと思います。
チームで選書すれば、なおのこと。
メディアセブンでのワークショップは2回目でしたが、
改めて「人」と「本」の集う図書館の魅力を実感しました。
第3弾ワークショップも開催予定です。
その際はぜひみなさん川口市メディアセブンへお越しください!