花粉対策マスク(20050325fri)

すさまじい。外に一歩出た瞬間、目には見えない無数の粒が私を苦しめます。毎年やってくるこのシーズンですが、今年はほんとにすごい量らしく、例年は1平方センチメートルに対して、50個あれば非常に多いとなるところが、今年は1000個らしいです。こんなことを書いているだけで、目鼻がムズムズしてきて外に出て行く気をそがれますが、クスリ、マスク、メガネ、などなど対策グッズもその分賑わってます。

そんな対策グッズの中で、メガネは元からかけていますし、クスリも医者からもらったものと、乳酸菌の入ったモノを服用しています。しかし、マスクに関してはちょっとどうなのかと思うところがあります。今年は、花粉の量も増えたためかマスクも強化され、去年まではあまり見かけなかった立体アーチマスクをかなり見受けます。これは、従来の四角いタイプに比べ、顔のラインに沿って全体を覆い隠すようになっていて、機能的な面から見ると「ぴったりフィットで99.9%の花粉をカット」、「アーチ構造で快適な装着感」と、今まで花粉に散々苦渋をなめさせられた身としては、両手を上げてのすばらしい発展なのですが、いかんせん見た目が少々気になります。もちろんピーコやドン小西のようにオシャレについてとやかく語るほどの身分でないのはわかっていますが、まるで鬼侍かキャシャーンのような口元。暗闇で出会った時は非日常的な恐怖感を煽られ、前から来るカップルの女性の方だけつけていたりすると、大きなお世話だ!と言われることは承知の上で、男性の今日のデートに対するモチベーションを心配してしまいます。背に腹はかえられないという意見もごもっとも、実践的に考えた上で、鼻水とくしゃみでショボショボになるよりは、マスクを選択する方がベターという意見もあります。

そこで、来年に向けて、今度はヴィジュアル面を抜本的に改良すべきではと開発者の皆さんに提案したい。例えば、イランのチャドルに見習ってみる。今では顔も隠している方はほとんどいないらしいですが、マスクでどうせ隠れるという前提に立てば、話は変わってきます。日本ではイスラムの宗教的習慣というイメージが強くありますが、そこには隠すことによりその下の容姿をより神秘的なものにするという表現の文化があるのです。これは近年のブリトニーさんやクリスティーナさんに見られるような方向性とは真逆ですが、着物を思い浮かべれば古風な日本の考え方にも通じるような気もします。しょうがなくするのではなく、毎年花粉の時期には着けたくなってしまうような魅惑のマスクが来年にはお目見えすることを願います。(川上)

花粉情報:http://www.tenki.jp/kfn/index.html

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