| 京王線(20040301mon) 私が京王線に乗るようになってから、10年ほどが経ったと思います。そして、おそらく1年365日のうち280日くらいはあの金属の箱の中に入って、高速移動しているはずです。3年程前から京王線では、特急の止まる駅が恐ろしく優遇されており、いい加減止まれよ…という位にものすごい数の駅をすっ飛ばしています。まぁ、自分の住む駅はその特急停車駅に該当するので何も文句はないし、むしろ通過する電車の風にさらされながらホームに立ちすくむ人々を目の端っこで眺める一方なのでありますが、各駅停車で21駅のところをたった3駅で到着してしまうこととか、誰かの陰謀じゃないかと思わざるを得ません。(ちなみに京王線の特急は、特急料金がいりません。)
そんな京王線に今日もまたお世話になったのですが、自分の前に幼い兄弟が窓側を向いて座っていて、その6才くらいの女の子と、4才くらいの男の子は、目に入った物をどんどん言っていくというゲームをしていたらしく、「家が見える!」「自転車が見える!」とはしゃいでいました。その様子をしばらく観察していたのですが、男の子が突然「えんとつが見えない!」って言ったんです。私はそれにショックを受けたというか、子供の発想って、こういうことなのかー…と、いたく感心してしまったんですね。何が見えるかを探しているところに、突然逆の発想がぽーんと入ってきていることにびっくりしたし、あるものより、ないものを探すことって難しいんだよなぁと、本当にその子を心の中でほめたたえていました。目の前に何があるかよりも、ここに何が足りないのか…。桜咲く4月から、千葉での新しい生活が始まろうとしている自分にとって、少し考えてみることが必要かも知れません。(小沢)
用語集トップ/あ/か/さ/た/な/は/ま/や/ら/わ |