セマンティック・デファレンシャル法(20031222mon)

 あんなに眠くなったことは、本当に久しぶりでした。いつもは、眠くなったら寝てしまえ、という生活を送っているので、眠気をがまんすることがあまりありません。よって、ホチキスを留めながら、そのまま眠ってしまうことなどないのですが…。おとといは、気づくとホチキスを留めようとする瞬間で手が止まっていて、さらに意識がもうろうとする中で留めたので、プリントの真ん中をバチンと綴じてしまいました。それもこれも、今日のアンケートに使う調査用紙80部を手作業で用意していたからであり、ひとり大量のA4紙と向き合って夜を明かしました。どんな夜明けでも、やはり美しいことを発見しました。

 さて、セマンティック・デファレンシャル法(SD法)と言われる、ある物や事柄のイメージを定量化する、意味分析の方法があるのですが、今日はこれを使って、日本デザインの評定実験なるものをやっていました。ひとつのデザインにつき、20の形容詞対(大きい/小さい、暖かい/冷たい、はかない/確かな など…)のどちらに近いかを5段階で評価してもらって、イメージ像を掴もうというものです。これを30製品についてやるので、20×30=600の問いを、80人に答えてもらいました。これをまた、一人でデータを見ていくので死ぬ思いなのですが、意外と面白い。イメージがどうのよりも、かなり人柄が出ます。まず、短気型:300問目あたりから、いい加減になるのが良く分かる。同じパターンで丸印がついている。優柔不断型:7割が「どちらともいえない」に丸がついている。5段階で言うと、ほとんどが3。努力型:ほとんどが「どちらかといえば○○」に丸がついている。5段階で言う、2か4に○がつく。1や5にはなかなか踏み切れていない。一発決断型:半分以上が1か5に○がついている。あせり型:ぽんぽんと質問を飛ばし過ぎ。空回り型:無駄に丸が多い。こんな感じで、人の分析をしていても仕方がないので、ちゃんと本業を進めていかなければなりません。20問×30製品×70人=48000のデータ処理がずっしり待っています。…が、眠いので、今日のところは、眠ることに決めました。しっかり眠らないと、今度は指をホチキスで綴じてしまうかも知れませんから。(小沢)



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