世界ウルルン滞在記(20031201mon)

 物事が重なる時っていうのは重なるもんで、まったく胃と財布に穴が空いてしまいそうな1週間でした。簡単に言ってしまえば1週間飲んだくれていただけなのですが、途中で風邪をひき、その上にアルコールでのどがやけそうになり、寝不足も重なり、しかも気づけば師走…という状況です。人もまばらな終電に乗る間際、「See you next year!!」と挨拶をする外国人を見かけて、この時期独特の焦燥感を覚えました。

 とは言いながらも、今日は午前中から浜松町の日本産業デザイン振興会事務局へ行ってきました。日本産業デザイン振興会は、略してJIDPO(ジドポ)。Gマーク賞を主催しているところです。ピンク色のシャツを来た金髪の理事長さん(日本人)と30分ほどまじめな話をしながら、この人が自分の父親だったら…というおかしな想像を巡らせたりしていました。で、驚くことに、GOOD DESIGN賞っていうのはものすごく守備範囲が広くて、柳宗理デザインやソニーのVAIOが選ばれているかと思ったら、なんと世界ウルルン滞在記などのテレビ番組まで受賞しているんです。そこで、番組の肩書きをちょっと見てみることにします。すると、「世界の民族・文化の多様性を伝え、日本のありようを考えるテレビ番組」となってるんですね。この、“日本のありようを考える”ってところがミソだと思いません?外を見て内を知る。例えば、常夏の国の民族が、自分が何年生きているかも定かには分からず、毎日を生きている様をみたら、1年という自分にとってごく当たり前の単位が、決して全ての人に通じるものではないし、必然ではないのだと感じます。“日本のありよう”などと大それた所まで考えが及びませんが、こういう番組をみると、自分は日本人なんだということを再認識させてくれます。

 余談ですが、「ウルルン=会うのウ、見るのル、泊まるのル、体験のン」だそうです。感動して涙が「うるるん」だと思っていた人は私だけはないはず。(小沢)

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