往来堂書店(20031019sun)

 昨夜は田端のとある場所でパーティ。日もすっかり昇ったころにやっと寝にはいり、結局3時間しか眠っていません。それでも今日は一日中お仕事。都電と千代田線を乗り継いで、寝ぼけまなこで千駄木へ。そう、以前の日記にも書き損ねましたが、僕は週2〜3回ほど、新刊書店でバイトをしています。しかし手前味噌ながらここ、そんじょそこらの本屋ではありません。
 不忍通り沿い、千駄木と根津の中間にあるその本屋は、往来堂といいます。大通り沿いのマンションの一階に店を構える、こじんまりとした街の本屋。少なくともパッと見は、そういうよくある感じに見えます。ところが一歩中に入って店内の棚をよくよく見てみると、本好き、本屋好きの人には一目瞭然。これは只者ではないな、と分かります。「往来堂書店は『街の本屋の復権』を目指して1996年・秋にOPENしました。以降『棚は管理ではなく、編集するもの』をモットーに、日々、棚を通してお客様(読者)とのコミュニケーションに努めています。」とは、ホームページに掲げられた言葉。そう、最近なぜか本屋ブームで、巷にはセレクトショップ的なオシャレ本屋ばかりがクローズアップされますが、往来堂がそれらと根本的に違う点はそこ。あくまで「街の本屋」であるということ。だから当然、よく売れる女性誌や漫画雑誌もたくさん扱います。レジに立っていると、やっぱりたくさん売れるのは「ジャンプ」であり「コロコロコミック」であるわけです。そういったものも売った上で、人文・社会書から児童書、漫画に至るまで、店長をはじめとする目の肥えたスタッフがきちんとセレクト。新しいからとかベストセラーだからだとかではなく、少し前の本でも今読まれるべきと思ったものはたくさん仕入れて平積みします。そしてそれらも着実に売れていくのです。なるほど、こんな本がこうして売れていくのだな、と日々勉強。新刊書店と古本屋、両方で学んだことで相乗効果を生みつつ、面白くしていければいいなと思っています。
 ちなみに、これはすべて一アルバイトスタッフの勝手な思いですのであしからず。ちょっと気になってしまった人、ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。ちなみに僕は平日の夕方以降か土日、週2〜3日のペースで働いています。(内沼)

往来堂書店:http://www.ohraido.com

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