| エドガー・アラン・ポオ(20031018sat)
いやー知らないってのは恐ろしいもんです。こないだ何人かの友人とダラッと飲んでいたら、あのさー、ホイス・グレイシーって知ってるー?今度その通訳やるんだけどー、と無邪気な声、そして格闘技に興味のない他の友人も、だれー?と、そ知らぬ反応です。なんと!あのグレイシーですぞ!無敗神話の!しかも、ホイスといえば、その神話を築きあげた張本人、にわか格闘技ファンのわたくしでも知るほどの存在。だって、噛みつき、目つぶし以外何でもあり大会で楽勝したという男だよ、あんた。いや、恐ろしい。実際、あんな弱そうな顔してるからって、知らずにケンカふっかけることはないにしろ、グレイシーのためには死ねる男なのですぞ。こっちも充分覚悟はせねば、、、と、また、ついついこんな話を!店長に本の話してないよねー、とつつかれたばかりでした。ああ、どうしよう本に関するはなし、はなし。格闘技、グレイシー、プロレス、、、イノキ、ボンバイエ、いや、、ジャイアント馬場、馬場チョップ、アッポー、アッポー、ポー、ポオ、、、エドガー・アラン・ポオ!と、半ば強引にアメリカのスーパー文豪にして、推理小説の父、エドガー・アラン・ポオの話にもってきました。「半ば」どころではないぞ、というご指摘、わかっております、今日のところはホイスの顔に免じて勘弁して下さい。
ところで、ポオといえば、といったって彼はあまりに有名すぎるので、今回はわたくしの独断と偏見で話をすることにしてしまいますと、前から思ってたのですがこの人なにかとキャラがつかみにくいのが特徴です。若くして亡くなった天才のわりには、いかにもキワモノ趣味を持ってそうな伯爵風の顔写真ですし、狂気に満ちた世界観を描くわりには、編集者なんてまとめ役の仕事についてたりします。なんかシックリこないのです。若くして死ぬんならだいたいハンサムと決まっているし、狂気に満ちたなんて言うのならまとめ役なんてつとまっちゃならないもんです。たしかに、これははじめにことわった通り偏見なのです。ですが、ここまで偏見が当てはまりにくいのも珍しいのではないでしょうか。筋が通らないというか、彼の生活が想像できないという塩梅なのです。いやー、憎たらしいったらありゃしない。これじゃ結局のところ、これぞ、狂気なのだ!と言わんばかりではないですか。さすがのトリックにわたくしも完敗です。(川上)
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