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三人の女
ガートルード・スタイン(著)富岡多恵子(訳)
中公文庫 / 1978年 / 初版
状態/ B
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ガートルード・スタインは生まれはアメリカですが、後にパリに移ったあと、当時の若い詩人や作家や画家と親しくしていたことがよく知られています。若き頃のピカソやマティスなどの絵を買い、彼女は当時有望だった芸術家たちのパトロン的存在であって、その家はいわゆるサロンの様相を呈していました。本書「三人の女」は、そんなスタインがセザンヌの絵とフローベールの「三つの物語」に刺激されて出来た小説なのです。
この本の注目すべきもう一点としては、富岡多恵子が翻訳をしているところ。富岡さんはスタインの邦訳がまだない頃にスタインを知り、イエール大学図書館の蔵書でスタインへの興味を深めていったとあとがきにありました。芸術的センスに秀でた作家らしい独特の文章を味わいながら読みたい本です。カバーは、富岡さんの旦那さんである菅木志雄氏が担当。 絶版 (川上)

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