« 往来堂書店へ納品 | メイン | ヒエログリフで手紙を書いてみる »

往来堂書店へ納品→座談会「谷根千建築紀行」

クヌギーです。

明日からの一箱古本市を控えた、千駄木・往来堂書店へ文庫本葉書を納品しました。
なるべく新しいもの(これまでに出していない本)を入れていますので、楽しんで選んでいただけたらうれしいです。

ところで、今日千駄木に来たのは納品たけのためではありませんでした。往来堂書店さんが企画した森まゆみさんとジョルダン・サンドさんの座談会に、代表・かわかみともども申し込んでいたのです。

この座談会は、「ベスト・オブ・谷根千 町のアーカイヴス」(亜紀書房)刊行記念の企画です。会場は千駄木駅から(往来堂書店とは反対方面に)5分ほど歩いたところにある旧安田楠雄邸。静かな住宅街の一角にある日本建築のお屋敷です。
玄関で靴と荷物を預けると、落ち着いた雰囲気の応接室(かわかみ「こんなところでミーティングとかねー」)、手入れの行き届いたお庭をしみじみ眺めてから、端午の節句の鎧兜が飾られた広間へ導かれます。座談会の中でも、この建物は、個人の邸宅を町の文化的資産として維持していくか、残していくかという問題の答えとして紹介されていました。

往来堂書店の笈入店長の司会で進む座談会は、近隣の建物にまつわる思い出、サンドさんの日本文化への思いなどが話題に上り、終始和やかな雰囲気でした。やっとこさ「谷根千の冒険」を読んだ程度の私には、ちょっと入り込めない部分もありましたが、いい時間でした。
そして、これから往来堂書店へ行く機会が増えるので、少しずつ歩き回るのが楽しみになりました。がんばるぞ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bookpickorchestra.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/281