再開は突然に。
こんばんは。というわけで『ウ゛ィーナス・プラス・X』の対談編をやってはみたものの形にできないまま今に至るわけだけれど、今度は同じスタージョンの『海を失った男』を読んでみるのはどうだろう?
本当に、予想以上に僕らは人間としてひどいね。ウチヌマくんも愛想を尽かしていることだろうよ。こんなどこの馬の骨とも知れないやつらに、つくづくうんざりしているんじゃないかな。合わせる顔もない。しばらくはこうしてひっそりと続けようね。
今度こそ、しっかりするのさ。
'05.10.25(Tue) 22:04:46
Re:再開は突然に。
やばい、ブログへのメアドも携帯から消えてるや。送ってもらっていいかな?まだ使えるかな。。。ほんとにひどいもんだよね。忙しさにかまけてさ。できればスタージョン2冊目が終わるまで、だれもこの更新に気付かなきゃいい。ひどいざまだけどうちらも反省したしさ。がんばりたいよね。明日買いに行ければいいな。
'05.10.25(Tue) 22:58:07
Re:Re:再開は突然に。
どうやらこのアドレスはちゃんと使えるみたいだね。ひとまずはよかった。
今は会社の帰りなのだけど、地元の深夜まで開いてる書店に寄って探してみるつもり。スタージョンの短編はすごく高い評価を受けているようだね。
'05.10.26(Wed) 22:43:38
今、買いました。
もっと短いかと思ったけど、意外と分厚いね(笑)。文字詰めはややゆったり目だけどね。明日は会社の飲み会だから、読み始めるのは明後日になるかな。
あと編者は若島正でした! やったあ。期待できますよ。適当に決めた割には、うまいこといきそうだ。
'05.10.26(Wed) 23:55:17
Re:今、買いました。
おおー先に購入したのだね!私もさっそく新宿の紀国屋に在庫を確保して、今日とりに行こうと思ってたんだけど、阪神は負けたし社長と飲みだったしで行かれなかったよ。明日は行かれたらいいな。最近本読んでなかったから恐いけど楽しみさー
'05.10.27(Thu) 00:24:07
今から。
やあ!本は手に入れてたんだけど、なんだかんだでスタートせず。今日は時間があるから今から読みはじめてみるよ。ほんと、短篇集とはいえ思ったより厚いね。そして高かった笑。あんまり持ち合わせがなかったから、帰りに韓国料理屋でカムジャタン食べられるかちょっと心配したりして。食べられたけど。
'05.11.03(Thu) 23:55:02
Re:今から。
僕もあんまり読み進んでないよ。今は「成熟」という作品を読んでるところ。この短編集、最初は「?」な感じだったけど、だんだん面白くなってきた。「成熟」も興味深く読んでいるよ。
この作家はSFという枠組みを必要としていたのだろうけど、どうしてもそこからはみ出してしまうんだね。その結果、作品が作家のドキュメンタリーみたいになってしまう。『ウ゛ィーナス・プラス・X』もそう(あれはきれいな作品だったけど)。作者がどういうつもりで書いているのか読者にはよくわからなくても、過度な切実さがにじみ出てることだけは感じるでしょ? 僕が好きなタイプの作家だな。
'05.11.05(Sat) 14:30:12
さて。
僕は今日はこれから古井由吉の朗読会に行くんだ。電車の中で続きを読もう。この本は、今月中に読み終われればいいんじゃないかな。そのくらいでいこうよ。
'05.11.05(Sat) 14:33:48
Re:さて。
今月中くらいに読み終わるってので了解。なんか今日は福祉イベントの取材で、今ショーパブのインタビュー原稿をまとめ終わって、これから税についての原稿を書くよ。先週眠り続けてたからでしょうがないんだけど、一気にやると脈絡のなさにあんぐりする。今回の本は反省本としてのスタートだったけれども新たな本の旅には変わりないわけで、またこの本が自分と生活ときみと交ざりあってどうなるのか楽しみにしているよ。
'05.11.06(Sun) 20:41:56
Re:(1/2)Re:今から。
今私は「ビアンカの手」を読んでるよ。「ヴィーナスプラスX」はSFって感じたけど、今の段階だとファンタジーっぽいなぁ。寓話っていうか。ヴィーナスプラスXより内面に強く力が動いているように感じて。過剰なまでの妄想力の「扱い方」がさ。「ビアンカの手」で、途中からビアンカと手が完璧に別の生き物として切り離されて書かれているところとか。現実にはもちろんビアンカと手は同一人物で、男もそれは認知しているのに、途中から現実(客観)の目を手放したよね。客観をぬいた妄想が書かれる世界のすべてになるってのはヴィー
'05.11.06(Sun) 21:13:17
つづき
ナスプラスXにはなかったと思ったけど。女子高生の思考寄り?いや、他の短篇もあるしまだわかんないよね。少しだまって読みすすめるよ。きみのいう過度な切実さっていうのはもちろん感じているよ。(池田)
'05.11.06(Sun) 21:13:38
あっ。
名前を入れるの忘れてた! 相変わらずすごい日常を送っているみたいだね。しかも寝過ぎているって(笑)。しかたないな。
池田さんはわかってくれると思うけど、この企画はどの本を読むにしてもひとつの旅だし、まず僕らの日常が旅だよね。僕らには生活がない、なぜなら僕らは「世の中の居候」(BY池内紀)だから。スタージョンもそうだったんじゃないかな。
確かにこの短編集は寓話的だ。でも『ウ゛ィーナス・プラス・X』もかなりの妄想シミュレーションだった。取りあえず「成熟」を読んでみて!
あれは、すごいよ。(仁)
'05.11.07(Mon) 00:41:55
続けて
「シジジイじゃない」を読んだよ。来週まで毎日22時くらいまで会社にいなきゃいけないくらいには忙しくて、なかなか読み進まないなあ。でもおもしろかった。
読んでいると、登場人物が何にこだわっているのか・何を話しているのか、よくわからない部分がある。ちょっと理解できないというか、少なくとも共感できない部分がね。それもまた気になってしまうんだけど。「シジジイじゃない」は、感触的に『ウ゛ィーナス・プラス・X』に近いところがあったな。
謎なのは、多かれ少なかれ作者が投影されているらしき主人公たちが、なぜか一様に幸せな結末を迎えられないということ。かといって不幸な感じもしないし。これは何だろう。(仁)
'05.11.09(Wed) 22:50:06
あ、
あと君がこの前書いていた、主観・客観の話、僕はこないだのメールではとんちんかんな受けこたえをしていたね。君の言うことはわかります。僕も最初は君の言葉でいうと「意外と主観的だな」って驚いていたんだ。最初の2編はそうだったね。(仁)
'05.11.09(Wed) 22:57:57
明日は。
ようやっと入稿ラッシュが終わったんだ。明日は一日ゆっくり本を読んでるつもり。遅くてごめん、まだ成熟を読んでる。でも、この本はヴィーナスプラスXより読みやすくて、しかも私が好きな部類だよ。なんというか、寓話ぽく感じるのはストーリーのすすみ方がわかりやすいのと同時に、なんか鮮やかなんだよね、ビビット。読んでて受ける印象が。それが絵本ぽいというか。なにがそう感じさせるのか気にしながら読んでる。あと、会話かな。ストーリーも、わかりやすいけど、この先どうなるのかわかんないんだよね。はやく続きを読みたいな。
'05.11.23(Wed) 01:00:20
成熟。
今成熟を読み終わった。昼間から駅のワインバーでちびちびやりながら(笑)。この話には、ヴィーナスプラスXにもでてきた、作者の定義が後半でてきたね。そして前本より私たちが話し合うネタは多いって感じがする。忘れないよう言っておくけど「成熟」については私たちも、本中、サロンで言い合っていたロビンと仲間達のように話してみよう。
'05.11.23(Wed) 16:05:12
Re:成熟。
こんばんは。確かに「成熟」については話してみたいね。スタージョンはメールで語り合うのが難しい気がするんだけど、何でだろう。
君と僕の対談編は、いくつか気になった作品を選んでやろう。もちろん「成熟」も入れて。この短編集は若島正が編んだアンソロジーだから、作品単位で話した方がいいと思うんだ。(仁)
'05.11.24(Thu) 01:03:48
ところで実は
僕はこの本、先週の段階で読み終わっていたのでした。あまり僕ばかりメールしたくなかったから、君のメールを待っていたんだ。今回はやり取りが少なめだよね。それは忙しいのもあるのだろうけど、先にも書いたように、この作家の作品がメールでは語り難いからなのだと思う。
読んでいると、細かいところ、ここやそこが気になってしまうんだ。「何でそうしたんだ?」「 じゃあどうするんだ?」
「それはどういう意味だ?」とか。「三の法則」なんかは比較的わかりやすいSFだったけど、ゆえに僕は特に惹かれなかった。僕が惹かれたのは、「成熟」と「そして私のおそれはつのる」(素敵な恋の話だなー)、それから「海を失った男」(何かすごかった)。でも「シジジイじゃない」も話したら面白そう。(仁)
'05.11.24(Thu) 01:18:46
そうだったのかー!
おはよう、最近ほんとに天気がよいね。そうか、もう読み終わっていたんだね。きみの作品へのコメントをみて、がぜん読む気がわいてきたよ。スタージョンをメールで話すのが難しいのは、私個人としては、作品を通して投げ掛けられている問いのスケールが大きかったり、普遍的なものだったりしていて、一個人の判断だけですませるのがためらわれるからかな。(池田)
'05.11.24(Thu) 12:57:21
男手だって悪くない。
仕事帰りに友達とイッパイひっかけて帰ってきて、今「シジジイじゃない」を読んでるよ。これはまた今までとうってかわった文体だね。前作をひきずらずに様変わりできるのが短篇ものの魅力だなぁとしみじみ思ったり。この文体、好きだな。スピード感があって、少し暴力的で、不器用で裏表がなくて教養を取り繕おうともしない。女性的な、繊細で葉脈みたいにうにゃうにゃした感覚を書く、みたいな女手の書き方はよくとりあげられるけど、それでいったらこれは男手だなぁ。わざわざ女性化しなくたって、男手も充分魅力的なんだよね。(池田)
'05.11.25(Fri) 01:41:59
Re:男手だって悪くない。
ここ数日は日中、本当にあたたかいよね。最近、会社の同期が長野に長期出張になってしまって、他にそこまで仲のいい人もいないから昼休みはひとりでスターバックスで読書しているんだけれど、店外の喫煙席でも気持ちよく過ごせるよ。冬にちょっとしたプレゼントみたいな感じ。
男手、何となくわかります。いわゆる女手ほど確立したイメージは浮かばないけどね。関係あるかわからないけれど、この作者は不器用だと思うよ。君の言うような大きな問いかけの一方で、人間的な側面が見えてしまうし、きれいにまとまるとあまり面白くないしで。それがよいなあと思った。で、シジジイって何なんだろうね?(仁)
'05.11.26(Sat) 16:44:58
ああすっかり
11月中に読み終わるとか言っといて、全然読み進んでなくてごめん!週末に読むつもりだったんだけど仕事と、バイク事故で(ケガはくじいたくらいなんだが同僚のバイクをかなり傷つけてしまった)読むゆとりがなかったよ。とほほ。今週末は読めるように今から仕事をがんばります!同僚が長期出張とは淋しいだろうけど、お別れではないからいいね。そう、私はまた新しい街に恋に落ちてメロメロしてうっとりした。書いてて気持ちが悪いけど、まぁ恋にかぶれたらこんなものでしょう。では、おやすみみずく。(池田)
'05.12.01(Thu) 02:13:31
シジジィって何か。
まだ、読んでる途中で問いに答えるのはあれなんだけども、きみの問いをみた時、「成熟」のP37のくだり「ぼくのいいたいのは、ぼくがどう感じるかということなんだ」を思い出したよ。このくだりはこの本の象徴にも思えて。世間に伝わるように変換する努力がヴィーナスプラスXより薄く感じるんだなー私はきらいじゃないけど女子高生みたいだ。
(池田)
'05.12.01(Thu) 02:27:47
シジジイじゃない。
いまさらなんだけど今読み終えました。ファミレスで。本当に良質の恋愛小説だったと思う。これはものすごく今の自分にリンクした。いろんな意味で恐ぇ。。書かれている真実もこの上なく残酷だし、個人的にもここでわかっておきたい(わからないままにしておくことがまた恐い)といった感じ。シジジイじゃないはかならず話そう。自分だけでは恐すぎて顔をそむけた答えがでそうなくらいです。あと、こないだ仁くんの「シジジイってなに?」の質問にたいしての答えは的確じゃなかったと思った。読み終えてから答えるべきだった。すまん。池田
'05.12.11(Sun) 01:18:55
クリスマス前だってのに。
ドライブ行くつもりだったんだけど、ケンカしてぶちぎれて途中で降りて歩いて帰ってきちゃったよ。あーあ、予定なし3連休で史上最低のクリスマスを迎えるわ。でもこれで本は読み終えるよ。週明け、対談できるといいんだがあいてる日ってある?なんか悲しすぎてこの更新はできなそうなんだけど絶対読み終えますわ。池田
'05.12.23(Fri) 16:13:19
Re:クリスマス前だってのに。
何というか(笑)、ぜひがんばって本を読み終えてくださいね。僕はもうあの本を読み返してもいないから、なかなか君に返信できなくてね。でも、「シジジイじゃない」を恋愛小説と言うなんて、変わってると思うな・・・あ、そうでもないのか。自分の恋愛もああいうことかもしれない、と思ったんだね。それもすごいけど(笑)。たぶん次は、対談編になるでしょう。僕も読み返しておきます。頭のおかしい人間ふたりが真剣に会話をしたら、どれだけ圧倒的に滑稽であるか、この企画を読んでくれている人たちに示してみせよう。ま、そんな人いないけどね。「現在休止中」に入れられちゃったしね。(仁)
'05.12.23(Fri) 17:11:43
空いている日。
基本的に、27日以外は空いています。でも、平日だと話す時間が足りないかもしれない。僕は会社が29日まであるんだけれど、30日を過ぎると君は、実家に帰ってしまうよね。もっと早い?
29日は会社が大掃除のため夕方までだから、君さえこっちにいるなら、その日がいいかもしれない。徹夜だってできるね。(仁)
'05.12.23(Fri) 17:19:53
Re:空いている日。
昨日はありがとう。おかげで今年も楽しくクリスマスを受け入れられるよ。今朝のんだくれてきみと別れる時、次は対談かぁと思うとでろっとした頭が少しひきしまったような気がして、新たな気持ちに切り替わったんだ。昨日も楽しかったけれど、対談はまた別の楽しみなんだよね。異なる楽しみ方を一人の人とできるのは素敵なことだと思う。素敵といえば、きみは私との対話で「四畳半神話体系」について語り合っていたときが一番官能的だったといっていたけれど、私は堀江敏幸について語り合った時がそれだった。お互い同じ時間を共有しながら
'05.12.24(Sat) 18:43:55
つづき。
官能の度合いが違うことが、私はうれしいんだ。同じ瞬間が一番最高だとお互い感じるよりもね。異なることによりきみは私の想像の範囲を超えて、私もきみの範囲からはみだす。それは継続をもたらし、未来がある感じがするんだ。これは「シジジィじゃない」にもリンクするかもしれないけど。しゃべりすぎた。これからまた友達の家で飲んだくれるよ。では29日ということで!(池田)
'05.12.24(Sat) 18:44:41
先日は、
お誘いしたにも関わらず、途中から昏睡し失礼しました。喜んでもらえてよかった。
ところで、堀江敏幸についてやり取りしたときも確かに官能的だったね。そもそもあのやり取りがこの企画を始めたきっかけだし、さらに言えば僕らが親密になった瞬間ではなかったかな。たぶん、君と、そのとき君が読んでいる本との間に官能が生まれているかどうか、が大きいのかもしれないね(じゃあ僕って何なの、って話はある。知らないけど)。今回の本は君には官能的ではないのでしょう。でも、それでいいんだ。そういう本を読むのもいいもんだし、しんどくても、僕と読めばいいんだからさ。では29日を待っています。(仁)
'05.12.25(Sun) 12:18:13
そんなことは。
ふーッ今日も朝まで飲んだくれて、ようやく年越しモードに突入です。昨日私が言った官能は本のせいではないと思うな。本対自分の中で起こった官能をこんどはきみ対私の時にいかにしたら伝えられるか、きみの反応を受けとめられるか、の運動とその結果に対する喜怒哀楽の際に生まれた官能に対して言ってる。だからきみがいないことには生まれない官能についてだよ。もちろん「四畳半神話体系」の時も私もとても官能的だったと感じた(むしろあの本では私対本の間に官能があまり生まれなかったから、よりきみ対私の間に生まれる官能について
'05.12.25(Sun) 15:48:40
つづき。
は端的だったかもしれない)。そして今読んでいるスタージョンに関しては、私はヴィーナスプラスXの時には起こらなかった官能を感じている。でも今はその官能より、それがきみに伝わっていないことを知り驚いていたりする。この驚きは伝わっていなかったという失恋感と自分の想像の範囲からはみだした新鮮さと、きみにさらに伝えようという行為の際に生まれる、伝わるかもしれない、どんな返信がくるのかという希望、喜び、伝わらないかもしれないという不安、臆病さ。そのすべてをはらんでいて、新たな官能を生む。だから結論としては、
'05.12.25(Sun) 15:49:30
つづき。
きみと本を読む行為は、本が問題ではないと思うってこと。(池田)
'05.12.25(Sun) 15:50:04
三の法則
読み終えましたよ、「三の法則」。前半はSF的な作られ感(きみもそんなことをいっていたような気がする)とうんちくに退屈だったんだけど、後半はよかったから読後感もいいままです。「シジジィじゃない」につづいてやはりこれもSFというより恋愛とかヒューマニズムな感じを受けたな。地球人のそれぞれが最初の自分の想いが成就されない、それによる喪失から、葛藤しながらも脱却して新たな関係、自分を作り乗り越えるっていうさ。きれいにまとまりすぎててふーん感もあったけど、私はこの作者を前より、受け入れられるんじゃないか、友達
'05.12.25(Sun) 17:33:05
つづき。
になれそう感は高くなったな。なんか机上のインテリで現実として失うことを知らないってわけじゃなくて、恋も失恋もしてそれを乗り越えた人な感じがしてさ。(池田)
'05.12.25(Sun) 17:33:53
三の法則。
まず、「三の法則」について書くね。この作品でも明らかなように、スタージョンは一般的な恋愛の持つ一対一の関係に対して懐疑的だと思う(そういう意味では「そして私のおそれはつのる」にも同じモチーフが含まれている)。ところが『ウ゛ィーナス・プラス・X』では、あれだけ人間的な感情を超えた存在を描きながらも、実は、夫婦という一対一の関係を一笑に付すような真似はしていないよね。むしろ異様なほど真剣に考えられている。「三の法則」ができすぎているように感じたのは、その「三」という数字は果たして重要だっただろうか、ということでもあるんだ。何で「三」なんだろう?
って人工的な気がして。
'05.12.26(Mon) 01:09:36
続・三の法則。
で、比べること自体がおかしいのかもしれないけれど、同じようにSF的な肌触りが強い『ウ゛ィーナス・プラス・X』の、あの多対多と一対一がスリリングに影響し合う世界の方が、池田さんの言うようなこの作家の体温や情熱(?)を実現できているんじゃないかとは思う。
ただ、そんなようなことも「三の法則」を読むまでは、そして君と話すまではやっぱりわからなかったんだ。『ウ゛ィーナス・プラス・X』を読んだときにうっすら感じてはいたものの、強い実感までには至らなかったこの作家の体温や情熱(?)が、この短編集を読むことで少しずつわかってくる気がする。より親密に。
'05.12.26(Mon) 01:11:09
続続・三の法則。
池田さんは以前このやり取りの中で、「この短篇集は主観的に書かれていると思う」と書いていたよね。あれは「三の法則」についてではなかったけれど、実際言えてると思うよ。『ウ゛ィーナス・プラス・X』ん読んだときにはわからなかったスタージョンの素敵なところが、この短編集を読むことでわかってくる(ような気持ちになれる)から。そしてその素敵さは、実は『ウ゛ィーナス・プラス・X』の中にもたくさんあったものなんだと気づいて、僕はうれしくなった。あれはやっぱりすごい小説だな、って。
'05.12.26(Mon) 01:12:43
官能とかの話。
では次に、君との官能的な対話について書くね。うわ、いきなり「君」呼ばわりしてる。すごいわかりやすい(笑)。あの、さっき君からもらったメールを読んで思ったのは、「なんて官能的な対話なんだろう、これは」ということだった。君とのやり取りは緊張感が増せば増すほど、ますます官能的になるんだ。僕はね、君が、僕の考えもしなかったようなことを話すのを聞くのが大好きなんだ。君が何かの本を読んでその本と官能的な関係を結んだとき、君の話は君の言う「ノロケ」の度合いを増して、色っぽくなる。
'05.12.26(Mon) 01:13:41
続・官能とかの話。
でもそれはあくまで聞く側としての僕の受け取り方であって、確かに対話そのものの官能とはちょっと別かもしれないね。この、ある本についてふたりで語り合うという企画は、何ていうかかなり複雑な関係を僕らの間に発生させるのだと思った。こんな関係、なかなかないよ。改めてそのことがわかったから、君のメールには感謝してる。・・・でも、君に『四畳半神話大系』が全く官能的でなかったとは。いや、よく考えれば確かにあの本は君にとっては使う言葉が異なる他者だし、君はあの本に恋もしていなかったけれどさ。少なくとも、仲のよい同僚に対する好意みたいなものはあったよね。それが新鮮だったのかな、僕には。(仁)
'05.12.26(Mon) 01:18:41
ぐぃっとさ。
一昨日のきみからのメールを読んで、いよいよ今回のブックトラベリングもクライマックスを迎えたんだと感じたよ。毎回本当にいろいろ巻き起こるよね!レスしたいものもあるんだけどそれはまた改めてレスします。連日の飲み会で今日も微酔いだしあんまし読めないかなって思っていたんだけど、「そして私のおそれはつのる」読み終わりました、ぐぃっと、気がついたら。おやすみみずく。(池田)
'05.12.28(Wed) 02:09:56
うーん。
今日は仕事納めで早めに切り上げた後は今日も友達の家で飲み会ー!えへへ。。って最近の年末飲んだくれの日々で(いやこの本は終電後読んでる)たらたらしてたら、上司にすっぽり忘れてた某新誌の企画立案の話で喝られて思い出して、飲み会キャンセルしたものの間に合わず、明日も朝からリサーチだよ。。とほほ。今「墓読み」を読んでるんだけど、頭がなんか切り替わらなくて驚いた。発想する脳回路(レベルがどうあれ)とこの本を読みすすめる脳回路はまったく別なんだってことにさ。読みすすめることによって新しいことを発見していける
'05.12.29(Thu) 01:54:59
つづき。
という点で似てるような気がしたんだけど全然だ。なんなんだろうね、これは。本もあと少しなんだけど、感覚が戻ってから読むよ。恋は同時に二人にできないってことかね。(池田)
'05.12.29(Thu) 01:55:37
ドクハ。
あっ仁くんに先に締められてしまった!こちらも読破。いやあ、ヴィーナスプラスXから含めるとかなりの長旅だったね。でも仁君同様、2冊目を読むことと仁君のメールで今回の本というよりヴィーナスプラスXがかなり判ったのと、違う筋道で考えてたように思えたりしました。今の本を読んでとてもよかった。私たちの本をめぐるイカれたメールを今読んでいてくださった方(いるのかな?)のちほどお目にかかる方々、どうもありがとう。内沼くん川上くん、途切れてごめんなさいでした(まだ秘密にしてるけど)。池田
'05.12.29(Thu) 15:35:16
Re:つづき。
しまった!池田さん個人宛にさっきのメールを送ってしまった。つくづくダメだな。今朝の僕のメール、再送します。
======
同時に二人に恋できないというのは、本当に同時にはそうかもしれないって気もするね。
ともあれ、いよいよ今年も終わり。この企画の今回も、今日の対談編でひとまず終わりだ。もしこの企画の更新を見てくれていた人がいらしたら、しばらくは対談編をお待ちください。これまで読んで下さってありがとうございました。あとウチヌマ編集長、勝手に再開してすいませんでした。でも対談編の文字起こしが終わるまでは、このままあなたには黙っていようと思います。では池田さん、今日はよろしく!
17時に新宿、かな。また連絡します。(仁)
'05.12.29(Thu) 15:40:31
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