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2009年07月 アーカイブ

2009年07月05日

だいたい週刊(予定) ピックアップ新刊 の5 と オススメの読切 (みき)

・『機功童子ULTIMO』1巻(作画:武井宏之 原作:スタン・リー)
品切れにしてしまいましたッッ!!すみませんッッ!!
アメコミ『スパイダーマン』、『X-メン』などでも原作を務めたスタン・リーが、『シャーマンキング』『重機人間ユンボル』の武井宏之とタッグを組んだ作品。
(わき道ですが『重機人間ユンボル』はジャンプマンガの中でも出色の作品だと思います。打ち切りでも。)
驚きの組み合わせですが、なかなかどうしてよいマリアージュ。同姓婚。

人間に付き従い曖昧な「善」と「悪」を学びとり自らの力とする二体の人形。
自ら主人を選び、世紀を超える随伴の末に待つのは果たして善悪のどちらが真に強いのかを決める最終決戦だ!
社会からは後ろ指を差されながらも「正義」のために戦うX-メンのような、単純な好き嫌いや正義不義では済まさない、ひねった構図を突きつけてくれるのを期待しています。
そういえば『ダークナイト』がそんな話でしたね。アメリカ好きなテーマなのでしょうか。

・「ジャンプSQ」7月号
志村貴子先生の読み切り『不肖の息子』が掲載されています。
単行本化はだいぶ先になるかなぁと思うので気になる方は今のうちにどうぞ。


ということで2つとも「ジャンプSQ」からのピックアップでした。
来月は生まれ変わった『テニスの王子様』の新刊もでます。ラケットを電車のドアに投げつけたりと見所満載ですので要チェック!

2009年07月07日

『ザワさん』を読む(まつお)

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今年に入って読んだ新しい作家では三島衛里子さんが圧倒的によかった。
河内遙さんものびのびしていて良かったけど(はっとする絵が多い)、デフォルメ…なのかな?と気になってしまう部分があってもう一歩かなあ。
まだまだ面白そうなもので読んでいないものたくさんありますが、
最近はさそうあきらばかり読み返しているので時間がないよ!(『マエストロ』には金メダル)


さて『ザワさん』。
新人とは思えない絶妙なバランスです。
弟(大人になっても野球部です)の部屋にあったら嫌だなあと思ってしまいますが、
まだそれほど仲良くない知人の部屋にあったら一気に仲良くなれそうな一冊。
色んな感じ方ができる漫画です。



都澤理紗はどこにでもいるような女子高生である。よく笑い、よく食べ、よく眠り、ちょっとだけ学ぶ。そんな彼女の「特別なこと」をひとつ挙げるとすれば、野球部ただ一人の女子部員であること。ささやかだけれど眺めていると訳もなく胸が騒ぐ。……部活少女・ザワさんの日常描写。


ほとんど第三者の目線で進んでいきます。
バッティングセンターの店員、電車のサラリーマン、対戦校の野球部のマネージャー、クラスメイトに、野球部員。

私は第七話が好きでした。
坊主の上級生をみたら反射的に挨拶をしてしまうザワさん。
でもそれは人違い…。


「ちげーよザワさん。あの人野球部じゃねーって!」
「アレはただのオシャレ坊主だろ。」
「いーかげん先輩の顔覚えろよ。」


次の日も同じオシャレ坊主に挨拶してしまうザワさん。
間違いに気づいて照れている姿がかわいい。
ザワさんにどぎまぎする野球部員もかわいいけど。

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2009年07月12日

だいたい週刊(予定) ピックアップ新刊 の6 (みき)

・天食(泉昌之/晋遊舎)

このたび晋遊舎より、泉晴紀と久住昌之のコンビネーム泉昌之で一冊の短編集が発刊されました。

そうです。
久住先生は往来堂書店コミック総発売数屈指の『孤独のグルメ』の原作を担当された方なのですが、このコンビネームでも数多くの快作を世に送り出しています。
最も有名なのは恐らく、TV番組「世にも奇妙な物語」でも題材となった『夜行』という短編でしょう。
ハードボイルドから生まれたかのような男が、駅弁のどの食材から箸をつけるか、延延数十頁もかけて悩み抜く快作です。(『かっこいいスキヤキ』(同/扶桑社)収録)
デフォルメされた劇画調、淡白に描かれたようでいて情緒の本質に迫る泉先生の絵が真剣味と笑いを誘い出します。


今短編集の中では『夜行』の続編にあたる表題作がまず胃袋におさまる作りとなっていますが、それだけで満腹するなかれ、メインディッシュは半分以上を占める短編連作『食い改め候』でございましょう。

とりあげるのは冷やし中華にインスタントラーメン、デパ地下試食、カレー、湯豆腐、ねこまんま、牛丼、カップ焼きそばと世に溢れる「ジャンク」なフードたち。このあたりは『孤独のグルメ』と底流を同じくしており、「決して美食に傾することだけがグルメじゃない、各々のこだわりがグルメなのだ。世の中の盲目美食家どもはさっさと腹を切れ」なんて声が聞こえてきそうです。
確かにそのこだわりぶりや、ジャンクフード嫌いにも唸らせるものがあります。好きも嫌いも同じモノをみていて、その個性をどう捉えているかに過ぎないんですねぇ。
「しかしオレってつくづく、ジャンキーよのォ」

店頭への入荷はちょっと遅れて7/14を予定しています。少数ながら入り口近辺にお邪魔する予定です。

2009年07月18日

うえけんでも読むか、暇だからな!(まつお)

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中学生の頃、一日中うえけんのマンガのことを考えていた時期があります。
その上野顕太郎が長編ストーリーまんがを今月のコミックビームで連載開始!
ひとコマひとコマが胸に染み入ります…
「さよならもいわずに」の「に」が細かいよー

「愛はあるよ」*
「愛はあるよ」

ってところがすごくすきです。
(*ずっと同じ向きで寝ている状態から体勢を変えて、相手へ背を向けることのフォロー)

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2009年07月19日

私信?

まよね~づさんへ

遅れましたがいただきましたコメントに返信をつけさせていただきました。
第一記事乗っ取り失礼しました。>まつおさん

2009年07月26日

だいたい週刊(予定) ピックアップ新刊 の7 (みき)

試験があるとマンガが読めなくなるー。

・『ポテン生活』(木下晋也/講談社)
モーニング・ツーではレギュラー、モーニングでもほぼレギュラーとして日常1コマ膨らませて4コマor8コママンガを提供している木下晋也。

ドラマチックな作品が多い「モーニング」の中に、いわゆる箸休め的な位置にあることもこのマンガの「平凡さ」・ユルさを効果的にしていると思います。
日常系4コマ、キャラ先立ちの作りネタに食傷気味なヒトにもオススメ。
『ポテン生活』は作家自身がよく考えながら生活をし、ありふれた光景からネタを拾おうと目を光らせています。単行本も奥付にカバー裏まで念の入ったこの外連味たっぷりの味つけ。でもくどくない。

今月発売になる「真夜中」にも4コマを提供していました。注目を集めていく・・・・・・といいなぁ。

お試しで読める作品公式サイトはこちら